Hakata!Samba!Pagode!

こんな日はサンバ日和

いつからか

いつからか学生時代に憧れた

ロックバンドたちはなくなっていき

ボーカルさんだけとかで

いまでも活動しているが

歌も歌詞も現実味を失い

なんの興味もわかなくなった

その歌い手が悪いわけではなく

オレが歳をとってしまったのだなぁと

そういう歌よりも

カンブリア宮殿に出てる

人たちの言葉からの方が

苦しみや努力を学ぶことが出来る

要するに「オモシロイ」んです

でも「唄」のチカラを信じてない

わけではない

夢を追い求めようぜ

頑張ろうぜ

やりたいことやろうぜ

ロックンロール!では

目的意識が歳を重ねるごとに

弱くなって行くような気がする

現実では金もなく仕事もなく

歳だけはとっていく

自分の音楽を広めたいなら

やはりプロを着実に目指すしか

ないような気がする

そこでメディアに呑まれるようなら

はなから音楽で歌で飯を食っては

いけないのではなかろうか

大好きなフーのピートが

1000人くらいのお客が

見に来てくれるぐらいのライブを

続けて行ければよい

って言っていた

オレはエリッククラプトンみたいに

なれなかった

ライブに来るお客はいまでも

逆立ちしてギターを壊すのを見たがるんだ

ってなことも言っていた

最高のロッカーもやはり歳を取る

ずっと愛される音楽とは?

クラシックの名曲や

カンテフラメンコや

ポルトガルのファド

フランスのシャンソン

イタリアのカンツォーネ

イツキのコモリウタ

昔から人々が庶民が

歌い親しんできて音楽

どうやらオレはそっち側の

人間になりたいんだと思う

写真は映画「モロ・ノ・ブラジル」で出てくる

ワウテル・アウファイアッチが歌うサンバ

「ワシの仕立てた服はリオ1番だー!」

本業の仕立て屋を営みながら

サンバを歌い続けるこんなじいさんもいるのです

 ↓ ↓

「生きること」「生きていくこと」

家族があり仕事があり

仲間があり唄があり

そんな生活と密着した「唄」

サンバを続けていけたらなぁと

2,3年後にはまた違うことを

言っているのかもしれませんが

自分の今の音楽に対するスタンスを

ちょっと再確認してみました